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小松辰雄は忘れられないプロ野球選手

小松

50歳以上のプロ野球ファンの中には、今でも中日の小松辰雄投手を覚えている人は多いでしょう。小松投手は1977年高校3年生の時、ドラフト会議で中日から2位で指名を受けて入団しました。プロ入り2年目にはリリーフとして1軍に定着し、その後はチームの中でも徐々に存在感を高めていき、中心選手へと成長したのです。1984年からは、中日のエース番号である背番号20のユニフォームを身にまといました。

150キロを超える剛速球を投げて、三振の山を築く姿に魅了された人は多いです。1985年には、先発投手として17勝し最多勝と最優秀防御率、最優秀投手のタイトルを獲得して、日本のプロ野球投手なら誰でも憧れる沢村賞も受賞するなど、名実共に球界を代表する選手になりました。

小松投手の通算成績は122勝102敗50セーブで、残念ながら名球会入りはできませんでした。しかし、先発にリリーフにと活躍して、数字以上に多くのプロ野球ファンに強烈な印象を残した選手だったと言えます。