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KKコンビが記憶に残っている人も多い

KKコンビ

50歳以上のプロ野球ファンはKKコンビと聞くと、もう引退していますが桑田真澄投手と清原和博選手のことだと分かる人が多いでしょう。2人はPL学園高校のチームメートで、1年生の夏から甲子園で活躍しました。高校時代には、春2回と夏3回甲子園に出場して全国優勝や準優勝を経験するなど、今でも多くの高校野球ファンの記憶に残っています。

高校3年の秋のドラフト会議では、清原選手が強く入団を希望していた巨人は桑田投手を1位で指名しました。桑田投手は大学進学の可能性が高いと思われていて、巨人以外に指名する球団はありませんでした。清原選手は、6球団から1位指名を受けて抽選の結果、交渉権を獲得した西武に入団したのです。

プロ入り後は2人とも活躍しましたが、特に印象深いのは清原選手で高卒1年目から126試合に出場して、打率は3割を超えて本塁打は31本、78打点という成績を残しました。高卒ルーキーとしては圧倒的な成績で、30年以上経ってもこの数字に近い結果を残せた選手はいません。桑田投手は、巨人のエースとして活躍し20年間で173勝しています。