プロ野球で投手コーチは継投のタイミングを考えている

野球は、守備と攻撃を交互に行います。守備の中でも最も体力がいるのが投手です。打者に対する投球はすべて投手が行います。投手によっては1試合すべてを投げ切る選手もいますが、プロ野球はリーグ戦を戦う必要があるので役割分担が決まっています。先発投手、中継ぎ投手、抑えの投手などがいて、継投をして最終的に最少得点に抑えるように戦う必要があります。
プロ野球を見ていると、投手の交代は監督が告げます。そのために監督が全て決めているように感じますが、多くのチームでは投手コーチが決めています。今投げている投手の調子であったり、その日にベンチ入りしている投手の状態、その他試合の状況などから判断してかえ時を決めます。継投のタイミングを間違えれば試合の勝敗に影響するので、投手コーチとしては重要な判断をしなければいけません。

継投のタイミングとしては、先発投手ならその日の投球数などを参考にするときがあります。100球が目安とされていて、100球前後になると次の投手の用意などを行います。ただ、100球を超えていても調子がいい投手もいますし、中継ぎ投手などが疲れているときもあります。投手コーチはその試合だけを考えるのではなく、次の試合など将来の試合も考えながら継投の指示をしています。