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郭泰源は誰もが記憶に残るプロ野球選手

郭泰源

郭泰源は台湾出身のプロ野球投手で、日本野球界では西武ライオンズで活躍しました。西武ライオンズに入団して1年目からいきなりノーヒット、ノーランを達成し、西武黄金期を担った欠かせない投手です。投球フォームはスリークォーターで、最速158km/hのストレート、高速スライダー、シュートなどを駆使し打者を翻弄しました。

郭と対戦した広澤克実は郭投手のストレートは、全盛期の藤川球児にひけをとらないと語っています。また、制球力も抜群で、当時投手王国といわれていた西武ライオンズの中でも1、2を争うほどのコントロールの良さだったといわれています。

完投勝利を積み重ね、1991年、1992年には2年連続でゴールデングラブ賞を受賞しました。

ただ、若干故障が多い選手で、肘や肩の負担を軽減するため、登板間隔は中5日から中6日を基本としていました。西武ライオンズの9度のリーグ優勝と7度の日本一に大きく貢献し、郭源治とならんで、史上最高の外国人投手と称されています。