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プロ野球で200勝を成し遂げた北別府学

北別府

北別府学投手は、日本プロ野球の投手で、1973年にドラフト1位で広島東洋カープに入団後、1980年代~1990年代半ば頃まで活躍しました。入団1年目から1軍で登板し、見事勝ち星をあげています。針の穴をも通すほどのコントロールの持ち主といわれ、1978年から11年連続で2ケタ勝利を飾り、1982年と1986年には最多勝投手にも輝いています。

北別府選手が抜群の制球力を身に着けた背景には、当時の野球選手は速球派が多く、マックス140キロ代中盤までしかスピードを出すことのできない自分にはとても敵わないと思って、コントロールで勝負しようと決め、制球力を磨いたからだと本人は語っています。1992年には、プロ野球史上22人目となる200勝を達成し、20世紀最後の200勝投手といわれています。現役時代に残した通算213勝、先発勝利数200勝というこれらの成績は、共に広島東洋カープの球団記録となっています。