• 50歳以上が感動するプロ野球の思い出1
  • 50歳以上が感動するプロ野球の思い出2

赤ヘル軍団プロ野球の集団はどうやって結成されたか

赤ヘル軍団

赤ヘル軍団とは、プロ野球球団の広島カープの選手たちのことを指します。カープ選手のヘルメットが赤いのでこのように呼ばれています。ひと昔前は広島カープは常勝球団で、他球団から赤ヘル軍団と呼ばれ怖れられていました。燃えるような赤が広島カープのチームカラーとして有名ですが、実は広島カープのチームカラーは球団設立当初から赤だったわけではなく、初優勝を達成する前年の1974年までは紺だったのです。

このことはカープファンの中でも、知らない人は意外と多いかもしれません。広島カープのチームカラーを紺から赤に定着させたのは、日本初の外国人監督となったジョー・ルーツといわれています。ジョー・ルーツは負け癖がついていた球団を改革するために「野球にたいする情熱を前面に表そう」ということで、チームカラーを紺から赤にすることを提案しました。そういった経緯から、広島カープの帽子やヘルメット、胸の文字や背番号は現在にいたるまで赤色が定番となったのです。